こんにちは。
けんちゃんです。
本日は当家のメインラインのひとつであるSLUをご紹介させていただきます。
このラインの特徴はいくつかありますが、
- 顎が短い→顎が数値より太く見える。
- 顎先の入りが良い。
- 顎の張り出し強め
- 安定して頭幅が出る。
- 良くも悪くも、同ラインの個体はかなり似通っている。
先日からヤフーオークショで数ペア出品させていただいておりました。
生憎、幼虫の数がそこまで多くないため、あと数ペアの出品で終わりとなってしまいそうです。
このラインの血統背景としては
オス個体:SL(DSP氏が作成したラインをぼんこ氏から譲り受けたもの)
メス個体:極峰(ぼんこ氏から譲り受けたもの)
上記2個体のアウトラインになります。
しっかりと撮影した親個体の画像を残していなかったのが残念ですが、かなりかっこいい個体でした。
【初代種親 SL】
※今後は各ラインの親個体の画像はしっかりと撮影して残すようにします🙇♂
そして、上記アウトラインの掛け合わせを羽化させたもののライン名を
SLU
と名付けました。
2021年シーズンに羽化した個体をCBF1とし、2022年シーズンも一部、産卵させました。
しかし、掛け合わせのタイミングが早かったためか、数頭しか幼虫を得られませんでした。
そのため、2023年シーズンも同様のCBF1種親を使用することとしました。
下画像がCBF1世代の種親個体になります。
【種親】
A9-6
75mm
28.2mm
6.5mm
実はこの個体は当初、種親個体ではありませんでしたが、総合的な見方による判断でこちらの個体を種親に確定させました。
その経緯は後ほどご説明させていただきます。
このラインは良くも悪くも似た個体が多かったです。
オス個体はほぼ全ての羽化個体を良個体として紹介できるのではないかと思うほどです。
(羽化個体自体、オスメス合わせて10数頭しかいませんでしたが。。。)
【2021年度羽化 良個体】※全個体販売済です。
縦が短く、みっちりと詰まったバランスの個体が多いです。
全体的に頭部がボコ付いている個体が多いように感じますが、種親のみが頭部の凹みがあまりなかったため、種親として使用してみました。
これで結果が出なければ、ボコ付いている個体を親にしたものと2ライン作ることになりそうです。
現在、SLUを含めて、4ラインほどペアリングしているところです。
SLUがどのように進化していくのか、楽しみで仕方ありません。