FG47 ホペイ北峰

ブログは気持ちが乗ってるうちに書く。

 

我が家の血統紹介兼備忘録のため、退屈かもしれませんが、お付き合いください。

 

今回は我が家でかなり優秀な成績を残している血統の紹介になります。

FG47

このラインは羽化成績こそ大変優秀なのですが、毎度産卵にやや苦戦しており、羽化個体を販売までまわせていないのが現状です。

昨年シーズン、一昨年シーズンは2ペアほどしか販売できていないかと思います。

ですが、羽化成績は非常に、優秀で顎幅7mmアップも複数出ています。


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こちらが昨シーズン、一昨シーズンの種親個体です。

75mm,27.8mm,6.7mm

 

2024年春羽化予定の幼虫はいませんが、今春ペアリング予定の種クラスが4♀ほどいるため、全てのメスから搾り取れればと思います。

今春はFG47にとっては裏年のため、羽化個体はいませんが、ある程度ブリードに使えるメスを確保できているため、2025年春の羽化が非常に楽しみです。

 

【FG47】

fish様から2020年に導入させていただいた血統になります。 

初めは交配済のメス単でお譲りいただきましたが、7頭ほどしか幼虫がとれず、その中から羽化してきたのが画像の種オス個体になります。

種オス個体以外にもガッチリとした個体が羽化してきていました。

そして、2022年シーズンで幼虫は取れたものの、本命メス(51mm,頭幅15.7mm)からは幼虫が取れず、保険用に産ませていたメスからも8頭ほどしか取れませんでした。

そのため、現在、抱えている成虫としては2オス6メスほどと、かなり少ないです。

成虫すべて使ってでも2024年ブリードでは幼虫数をキープしたいところです。

 

ラインの特徴としては

・羽化力が比較的高い

・羽化個体のクオリティに安定感がある

・25g程度の幼虫からも比較的かっこいい個体が羽化してきやすい(ハリガネになりづらい)

・やや産卵は難航している。(下手なだけかも)

・理想の台形顎個体が多く羽化するが、たまに丸顎も羽化する。

・メスは高スペック個体でも形や羽が崩れづらい。→使いやすいメスが多く羽化する。

 

かなり優秀で大好きなラインですが、如何せん数が取れていないため、特徴を語るためのn数がまだ足りてません。

そのため、言葉では非常に表しづらいです。

とにかく期待感の持てる血統であることは間違いありません!

 

また、気づいたことなどありましたら、追記していきます。

 

 

MDX ホペイ北峰

仕事や私生活を言い訳にブログを随分サボってしまいました。

 

 

血統の紹介と種親の紹介を同時に行っていますが、全く追い付いていません。

そして、自分の気持ちを文字に起こして表現するのは難しいですね。

 

淡々と記事を量産されているブリーダーさんやブロガーさんを心から尊敬します。

 

さて、今回は我が家の管理血統紹介

MDXの紹介になります。

 

 

MDX

ホペイ界隈では言わずと知れた超有名血統ですね。

私はご本家様からもこの血統を導入したことはありますが、現在累代しているのはF氏から譲り受けた個体になります。

使用済のメス単を2頭お譲りいただき、そのうちの1頭から採れた幼虫を累代しております。

F氏のホペイが素晴らしいことは言うまでもありませんが、我が家の環境とF氏の個体が相性が良いのか非常に良い結果に恵まれることが多いです。

※F様 いつもカッコよくブリードしがいのある個体をお譲りいただきありがとうございます。

 

 

MDXは太くてごつい個体が羽化するだけでなく、各パーツが太く、非常にがっちりとした個体が羽化しやすいのが特徴です。

その反面、我が家の低添加菌糸飼育下でも羽化不全はある程度出てしまいます。

 

今後、この血統を育てていくうえで下記に注力していきたいと考えています。

・羽化不全を減らす。

・上半身のパーツの太さはそのまま

・顎先の入りをキープ

・産卵数の増加

※当家ではやや異色のコテコテ系ホペイを目指しています。(うまく文字に表せずすみません。)

 

MDXは我が家に来て1代しかまわしていないため、これから菌糸に慣れてくるかと思われます。

元々、MDXご本家のM氏は菌糸を沢山研究されており、添加にはかなり適応できるであろう血統とは思いますが・・・(我が家で使用している菌糸はかなり低添加のため、逆菌糸慣れ?)

追伸)MDXは2サイクル目の幼虫も大きくならない幼虫が数頭見られている状態です。

羽化してくる虫を見ての判断とはなりますが、1度インラインを辞めてアウトラインで組み立てることになりそうです。

他ホペイブリーダー様がある程度添加のある菌糸で大きく太い虫を創ることが主流となりつつある現代のホペイですが、我が家では添加少なめで不全を防ぎながらかっこいいホペイを創ることに注力しています。

 

今後も血統紹介は気付きがあれば書き足していきながら、気長に更新していければと思います。



DHK-S 種親紹介 ホペイ北峰

皆さん、こんにちは。

ブリードの季節になると、種親紹介で記事を沢山書きたいのですが、ブリード作業や本業の忙しさに追われて中々更新できません。

イムリーな更新をしたいのですが、難しいですね…

今回は種親紹介第一弾

種親や組み合わせを公表する狙いとしては幼虫が羽化した際に見返すことで、自ら答え合わせをするためです。

先日、ご紹介させていいただいたDHK‐S系から

①DHK-S

A7-21×A8-1

♂:78㎜、27.4㎜、7.0㎜

一番お気に入りの♂を使用しています。

長歯のストレート顎にエッジの効いた顎先

内歯の立ち上がりも悪くないです。

張り出しもあり申し分ない個体です。

強いて言うならば、もう少し頭が大きければ全体的なシルエットにもうちょっと重量感が得られたかなと思います。

♀:49㎜、15.1㎜

♀個体はこんな感じです。

顎と頭が大きく、バランスの良い期待の♀です。

狙いは使用オスをそのまま太くしたような個体を目指します。

今後はこのように写真を投稿しながら、簡単に血統の狙いなどを紹介させていただきます。

あくまでも自らの記録用ではございますが、我が家の個体を購入いただく方々の参考になればと思います。

それでは。

DHK-S ホペイ北峰


こんにちは。

けんちゃんです。

 

今回もホペイ HGからの派生をご紹介させていただきます。

前回は大きさ・太さ・ゴツさに焦点をあてて、ラインを育てていこうとしていたDHK-Gをご紹介させていただきましたが、今回は

DHK-S

をご紹介させていただきました。

 

今回はDHK-Gと同じくHGからの派生であるものの、DHK-Gとは全く違うところに焦点を当てて育てていこうと考えているラインを紹介します。

こちらのほうが本家のHGに近い方向性のラインかと思います。

 

【種親】

種親 ♂ A7-21

78mm

27.1mm

7.0mm


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このラインで狙っていきたいのはなんといってもこの全体のシャープさ

昔は顎先の入りが甘い個体をロケット個体なんて呼び方もされてたそうです。

しかし、私は顎先の入り角度が緩くても、シャープであればカッコイイ個体はたくさんいると考えてます。

具体的には・・・

  • シャープな顎先の入り
  • 太さだけで長さも求める(長ければ良いというわけではないですが。。。)
  • 顎の基部がしっかりと張り出す。
  • 顎全体のシルエットが台形
  • 個体全体を見たときに逆三角形な体系
  • 高い羽化力

 

基本的に自分で掛け合わせて作っていくラインはどれも羽化力が高いような組み合わせを作るようにしています。(会社員(社畜)のため、いつも羽化補助に付き合える訳ではないので。。。)

また、顎が張り出す個体が好きなため、顎の張り出しを重視することは多いです。

 

そんな中、DHK-Sは当家の理想を詰め込んだようなラインになっています。

そのため、必然的にブリード頭数も多くなってくる見込みです。

※2023年度ブリードは2-3頭しかメスを用意できなかったため、できる限り搾り取ります。

DHK-G ホペイ北峰

こんにちは

 

けんちゃんです。

引き続き、我が家の血統紹介をさせていただきます。

当家からの個体を購入する際の参考になればと思います。

 

DHK-G

DSP氏から購入させていただいたHGが起源になります。

HGを起源とした血統が主力になるため、記事数増えると思いますが、お付き合いください。

HGの特徴としては羽化力が高く、非常にシャープな個体が多いです。

2021年シーズンは約70頭を羽化させ、羽化不全はわずか2頭のみ

顎幅も6mm以下はほぼおらず、かなり安定感のある血統です。

 

その中でDHK-Gは全体的なゴツさ=重量感を意識した個体を選別してライン分けしました。

種親の画像とスペックです。

【種親】

種親♂ A7-11

75mm

27.5mm

7.1mm


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HG の特徴である綺麗でシャープな個体とは異なる特徴を持った個体たちを選んでいる印象です。

目指すところとしては

・大きくて所有感のある個体

・羽化力が高い

・安定して成長する。

・顎はストレート

 

このあたりでしょうか。

このあと目指したいところとしては

・更なる体重の増加による所有感の最大化

 

このラインはとにかく

大きく太く

そんな個体を目指したラインになります。

 

その上で大切になってくるのは種親選定

特に、羽化力を下げずに最大化を目指すためにはどのようなメスを選ぶべきか。

牛歩でも少しずつ進んでいけるよう精進します。

そのためには種親として使用した個体の細かな記録が欠かせませんね。

サボらないように頑張ります🤣

 

 

 

SLU ホペイ北峰

こんにちは。

けんちゃんです。

 

本日は当家のメインラインのひとつであるSLUをご紹介させていただきます。

このラインの特徴はいくつかありますが、

  • 顎が短い→顎が数値より太く見える。
  • 顎先の入りが良い。
  • 顎の張り出し強め
  • 安定して頭幅が出る。
  • 良くも悪くも、同ラインの個体はかなり似通っている。

先日からヤフーオークショで数ペア出品させていただいておりました。

生憎、幼虫の数がそこまで多くないため、あと数ペアの出品で終わりとなってしまいそうです。

 

このラインの血統背景としては

オス個体:SL(DSP氏が作成したラインをぼんこ氏から譲り受けたもの)

メス個体:極峰(ぼんこ氏から譲り受けたもの)

上記2個体のアウトラインになります。

しっかりと撮影した親個体の画像を残していなかったのが残念ですが、かなりかっこいい個体でした。

【初代種親 SL】

※今後は各ラインの親個体の画像はしっかりと撮影して残すようにします🙇‍♂

 

そして、上記アウトラインの掛け合わせを羽化させたもののライン名を

SLU

と名付けました。

 

2021年シーズンに羽化した個体をCBF1とし、2022年シーズンも一部、産卵させました。

しかし、掛け合わせのタイミングが早かったためか、数頭しか幼虫を得られませんでした。

そのため、2023年シーズンも同様のCBF1種親を使用することとしました。

下画像がCBF1世代の種親個体になります。

【種親】

A9-6

75mm

28.2mm

6.5mm


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実はこの個体は当初、種親個体ではありませんでしたが、総合的な見方による判断でこちらの個体を種親に確定させました。

その経緯は後ほどご説明させていただきます。

 

このラインは良くも悪くも似た個体が多かったです。

オス個体はほぼ全ての羽化個体を良個体として紹介できるのではないかと思うほどです。

(羽化個体自体、オスメス合わせて10数頭しかいませんでしたが。。。)

 

【2021年度羽化 良個体】※全個体販売済です。


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縦が短く、みっちりと詰まったバランスの個体が多いです。

全体的に頭部がボコ付いている個体が多いように感じますが、種親のみが頭部の凹みがあまりなかったため、種親として使用してみました。

これで結果が出なければ、ボコ付いている個体を親にしたものと2ライン作ることになりそうです。

 

現在、SLUを含めて、4ラインほどペアリングしているところです。

SLUがどのように進化していくのか、楽しみで仕方ありません。

HG ホペイ北峰

こんにちは。

 

けんちゃんです。

 

当ブログは自身の血統背景に関する備忘録としての意味合いも兼ねておりますので、若干退屈な内容が続く可能性もございますが、ご容赦ください。

 

記念すべき第1記事目は我が家の主力血統であるHGから、ご紹介させていただきます。

 

HG

我が家の北峰産ホペイはDSPから購入させていただいたHGが主力となっています。


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この個体が我が家のHGの種親になります。

HG

体長:76mm

頭幅:27.5mm

顎幅:6.9mm

 

かなり完成された理想的な個体です。

HGを自らブリードして感じた特徴としては

  • 羽化力が高い
  • ロングストレートな個体が出やすい。
  • 安定した顎幅
  • 幼虫体重還元率が高く、大型が羽化しやすい。
  • 多産

 

はじめにDSP氏からお譲りいただいた個体がかなり良かったこともあり、非常にブリードが楽しめました。

上記の個体を種親にし、約70頭の幼虫が得られました。

 

この中から、今後は3ラインほどに分けて、ブリードを楽しもうと考えています。

特に羽化力は非常に評価できるものがあり、70頭羽化させたうち、羽化不全は2頭のみ。

それでも顎幅6mm以下はほぼ羽化せず、顎幅7mm以上も羽化しています。

 

今季羽化個体の中でかっこいい個体を何個体か紹介させていただきます。

かっこいい個体はかなりいっぱい羽化したのですが、2個体に絞らせていただきます。


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まずは1個体目

来季の種親として確定している個体です。

この個体が1番のお気に入りです。

こう見えて顎幅は7mmあります。

ストレートな顎が顎先でカクっと曲がっており、大変かっこいいです。

また、顎もしっかりと張り出しており、メリハリのある個体です。

体はややスマートですが、非常に頭とのバランスが取れた個体です。

実は内歯の立ち上がりも非常に良いため、更にシャープさに磨きがかかった個体です。

 

理想としてはこの個体を更に大きく、太くしていければと思っております。


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2個体目はこの個体

この個体も顎幅7mmオーバーしてます。

先程の個体とは異なり、やや丸みを帯びた顎に丸い体がついています。

全体的にゴツさがあるため、この個体を軸にゴツゴツしているが、羽化力の高い個体を量産できるラインを作れればと思います。

ただ、まだまだ体表はきれいなため、大きさや太さに関してもまだまだ余裕が見られる個体です。

 

今回はこのくらいで。

今後も突発的にライン紹介や個体紹介をしていければと考えています。

また、ヤフオクやbaseで当家での羽化個体の販売もしているため、各記事を参考にされてみてください。

 

twitter:けんちゃん(@nyakkihopei)

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